約 3,257,593 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/33150.html
【登録タグ reon き 巡音ルカ 曲】 作詞:reon 作曲:reon 編曲:reon 唄:巡音ルカ 曲紹介 初投稿した曲。 のちにリミックス版を投稿。 歌詞 (動画より書き起こし) 悲しそうに 揺れる月を見上げていた 終わりのない孤独の旅だと知りながら 歩き続けてた 出来るのなら 誰か助け出して欲しい もうこのままじゃ 何処にも行けずに 消えそうで 何も見えない きっといつか あの日のように無邪気に笑えたら いいのにな もうここにも居場所がなくて 声にならなくて 息もできなくて 落ちてく夢ばかり見る 誰か気付いてよ 誰か助けてよ もう一度だけ抱きしめて 落ちてきそうな空を 見上げて涙 隠している きっといつか あの日のように無邪気に笑えたら いいのにな もうここにも居場所がなくて きっといつか あの日のように無邪気に笑えたら いいのにな もうここにも居場所がなくて コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1215.html
死ぬのはペンギンだけじゃないだろう 【アイスマン@ロックマン 死亡確認】 【セバスチャン@ペンギン娘はぁと 死亡確認】 【南極怪獣マグマ@妖星ゴラス 死亡確認】 【くまうた@くまうた 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/765.html
「アメジスト、海って何ですか?」 唐突に、ホープが聞いてくる。 一瞬からかわれているのか、次は哲学的な問いなのか考えた後、無難にこう答えた。 「大きな水溜り」 途端、後頭部を軽く叩かれる。 「月長石、人の頭を気軽に叩くな」 「アメジストの答えはいい加減すぎなの!」 「……ああ、そういえばここは内陸だったな」 ホープは人目を避けるように暮らしてきた宝石乙女。 海を見たことがなくても不思議ではないのかもしれない。 「この本に詳しく書かれているよ。遠国の旅行者の記録だ」 ホープに一冊の本を渡す。 「ありがとうございます。いっぱい勉強しますね!」 笑って受け取るホープ。つられて私も笑う。 本一冊くらいでこんな顔をしてくれるなら、本当の海を見せてあげたら、どんなに喜ぶだろう。 そう思った。 ◇ 「月長石、月長石。お願いがあるの」 ホープがあたしのドレスの袖をつんつんと引っ張る。 ほえほえしたこのお姫様、嫌いじゃないんだけど時々苦手。 「なーに?」 「あのね、海が見たいと思うの」 唐突にこんなお願い事をされるとは……ちょっと予想外。 「あー……あのね、海ってすっごい遠いんだよ?」 「そうなの?」 しゅんとしょげるホープ。 あーもう、やっぱりこの子は苦手。こんな顔されたら、なんとかしてやりたいって思っちゃうじゃない。 ◇ 「アメジストー、ちょっと……」 「ん?」 「これとこれ、どこかにない?」 「確か倉庫にあったような……でも、何に使うんだい?」 「んふふ、秘密」 ◇ 「月長石、早く、早くっ」 「ちょ、待ってよホープ!」 私はうきうきして、つい早足になっていたみたいです。 月長石が海を見せてくれるって言ってたのです。 方法を聞いた私は、つい楽しくなってしまってはしゃいでしまいました。 「ね、これで足りるかしらね。アメジストにも見せてあげましょうね」 「もう、ホープったらはしゃぎすぎだよ」 ほっぺを膨らませる月長石。 照れてるみたい。 こんなに優しい姉妹がいて、私、幸せです。 ◇ 『アメジストっ』 「何だい?二人揃って」 愛らしい乙女二人が揃って満面の笑みを浮かべる姿は、それはもう眼福というもので。 しかし。 「どうしたの。こんなに汚れて」 絵の具のようなものが二人の顔までついている。 布で拭ってやると二人とも大人しく目をつぶる。 「むー」 「うー」 猫の世話をしているようで笑いがこみあげた。 「で、どうしたの」 二人は顔を見合わせてくすくす笑い、弾丸のように喋り始めた。 「あのねあのねっ、海を見たかったんです」 「でね、アメジストにも見せてあげる」 「ねー」 両側から腕を引っ張られる。 「ちょ、ちょっと」 「早く早くっ」 「こっちです」 中庭に連れて来られた私の前には、一面の青。 「本当の海は遠いからって、月長石が考えてくれたんです」 「気分だけでも、ねー」 古いシーツを広げ、二人で染料につけたのだろう。 大きな青い布は、本物の海のようにそこに広がっていた。 「……これはこれは」 無邪気に遊ぶ二人の姿に、思わず笑みがこぼれる。 「きれいな海だね。二人はさしずめ、伝承に聞く人魚かな?」 また、顔を見合わせてくすくすと笑う、ホープと月長石。 「じゃあ、アメジストは船で私たちの海を通るといいわ」 「歌を聞かせてあげるから、船が沈まないように気をつけてね」 「じゃあ、私は歌に答えて花を贈ろう。ほら」 中庭に咲き誇る薔薇の花を二輪摘んで、二人の髪に挿す。 「今日はここでお茶を飲もうか」 穏やかな日差し、はためく広い広い青。 ――いつかきっと、本当の海を見に行こう。 この幸福な日の笑い声を道連れに。 参照:Secret Paradise
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5413.html
快晴。今日を表すならそんな日だった。 夏らしくカラッとした空気と、透き通るようなスカイブルーの空、もくもくと流れる入道雲。でも風はあって、ほのかに夏の匂いがする。二十丸ついでにお花もあげちゃっていいぐらいの天気だ。 朝見たテレビの気象情報でも『最高のお出かけ日和』なんてお墨付きだし、ついでに星座占いではあたしの星座は一位だった。 だからかも知れない。告白しよう、そう思って、あたしはいつの間にか携帯を握りしめて、電話をかけていた。 「……切羽詰まった声で『急用だから』と言われて来てみたと思えば、またこの喫茶店か。 それからあんたはもう少し電話のマナーというものを学んだ方がいい。要件だけ言ってすぐさま切るなんて、まるで幼稚園児だ」 第一声がそれだった。 その人は、席に案内されて早々ソファーにふんぞり返り、いかにも不機嫌そうな面持ちでそうのたまった。電話の件に怒っているわけじゃなく、この人はいつもこうなのだ。魚が海を泳ぐとか、鳥が空を飛ぶぐらい自然なこと。 「きゅ、急用なのはほんとなのです。すっごーく大事なことなんだから」 「で、それはなんだ」 まだお冷も配られていないのに、腕を組んだ彼は傲然とそう言った。 「う、えっと、その……」 改めて面と向かったら、頭が沸騰して朝にたくさん練習した言葉が蒸気と共に抜けていくのが分かった。緊張してどもるあたしを見て、彼は訝しげな視線を矢のように送ってくる。うう。 そうだ、タイムだ。少し時間が欲しい。物事にはなんでも作戦が必要なんだってどっかで言っていた気がする。そう思ったあたしは、勢いよく顔をあげると、 「あ、あたしトイレ行ってきます。あの、あたしの分も何か注文しておいてください」 彼の返事も聞かずに立ち上がり、一目散にトイレに走った。途中にオーダー表を持ったウェイトレスさんとすれ違って、後ろから「ご注文はどうしますか?」なんて定型句が聞こえた。 「うう……」 個室に鍵をかけて、あたしは頭を抱えた。トイレに入り、チーターもびっくりの速さで個室に駆けるあたしを見て、鏡を見ていた人は唖然としてたけど、今はそんなことだってどうでもいい。 星座占いでは恋愛運が上昇って言ってたのに。ラッキーカラーがオレンジだったから、タンスをひっくり返してやっと見つけたオレンジ色の服を着てきたのに。初めの一歩が出なきゃ、意味がないじゃない。 「す、き、です。うん、そう。す、き。よしっ!」 ガッツポーズを決め、これからオリンピックの決勝戦にでる選手のような面持ちで勢いよくドアを開ける。さっきの人は、もういなかった。思えばトイレに向かって好きなんて言ってたら、変な人以外の何物でもないなぁ。 席に戻ると、彼はアイスコーヒーを飲みながら暇を持て余していた。あたしの席には、オレンジジュースが置いてある。それを見て、なんだかきゅんと心が締め付けられた。 あたしはあまりコーヒーが好きじゃない。ブラックを飲めるように練習したけど、ダメだった。気がついたらシュガーの袋が三つ開いていた。前のような大事な場面だったら皆に倣ってコーヒーを頼むけど、あの独特の苦みがどうしても好きになれなかった。 気づいてくれてたのかな、とふと思う。勘違いでも、思い上がりでもいい。でも、それを頼む時は少しぐらいはあたしのことを考えてくれていたはずだ。 「あの、注文、ありがとうございました」 ぺこりと頭を下げる。それに彼は「ふんっ」と鼻先だけで返した。そして話題をすり替えるように、 「それで、要件とはなんだ」 幸せな気分に浸っていたあたしは、思わずジュースを噴きそうになった。すんでのところで、ごくりと飲み込む。そうだ、舞い上がっちゃっててすっかり忘れてた。あたしはオレンジジュースを頼みに来てもらったんじゃなくて、告白しに来たんだ。 「えっとですね。……す、す、すー、す」 「す?」 どうしてだ。『き』が言えない。言おうとした瞬間に、緊張のロックがかかる。ああ、禁則事項ってこんな感じなのかなぁ、とくだらないことを考えながら、あたしは一生懸命言葉をつなぐ。 「す、す、すぅ……す、周防です」 「僕の認識に誤りがなければ、あんたは橘のはずだったが、いつの間に改名したんだ?」 「いや、あの周防さんがですね、……うう、なんでもないのです」 「はぁ?」 何言ってんだこいつと言いたげな顔を隠そうともせず、もうほとんど空になったアイスコーヒーの中をストローで混ぜる。この氷のぶつかる音は、結構好きだなぁ。……じゃなくて。 気持ちを落ち着かせるために飲んだオレンジジュースも底をつき、あたしは意を決してそれをいうために口を開いた。 「す……や、やっぱりダメです。こんなところで言えるわけないじゃないですか! チェンジです、場所変えましょう!!」 「いや、あんたがここに誘っ」 だめでした。 「いきなり呼び出して、ゆっくり何か飲む時間も与えずに場所変更か。大層な御身分だな。あんたは僕をなんだと思っている?」 「すみません……」 「ふんっ。あんたが凄い勢いで引っ張ってくれたおかげで服が伸びた。さっきも言った通り、あんたはもう少しマナーというものを学んだ方がいい」 「すみません……」 「それで、この路地裏に何があるというんだ」 そう言って、彼は辺りを見回した。人通りの少ないこの場所は、さっきとは打って変わっての静けさだ。それに、建物が陰になってくれているおかげですごく涼しい。緑の葉っぱがそよ風に乗せられ、夏の微香が鼻をくすぐって、何だか懐かしい気分になった。 ここなら、言えそうな気がする。 「えっとですね、す、す、す」 「す、はもう聞き飽きたぞ」 「違うんです。あの、すに、か行の二番目を足して、えっと、す……」 「か行の二番目? す、にき。すき?」 「すき、うん。あの、好きなのです」 やった、言えた! というよりは言わしただけど、それでも言えた。 どうしよう、顔がものすごく熱い。ああ、告白ってこんな緊張するものなんだぁ。うん、やっぱりあたしには向いてなかったのかな。心臓がばくばくとアドレナリンを放出しまくってます。ああ、あたしここで死んじゃうのかなぁ、なんて思えるほど。辞世の句、考えといたらよかったなぁ。でも、最後に言った言葉が『好き』なんてちょっとロマンチックですよね。 「…………」 「…………」 沈黙は、二人分。あたしはずーっと彼の靴元を見ながら、顔は完熟トマトのまま。 「…………」 「…………」 「…………」 「……な、何か言ってくださいよ」 さすがに耐えかねたあたしは、金魚のようにぱくぱくとカタコトの言葉を繋いだ。こういう時、どうしたらいいんだろう。誰か教えてください。できれば速達で。 てっぺんに重石を乗せられたように重たい頭をゆっくりと持ち上げる。そして彼の顔を見上げて、あたしは驚いた。 「……もしかして照れてます?」 「…………」 「あ、やっぱり照れてますよねっ! わ、やった。嬉し……あいたっ」 電光石火の速さで彼からチョップをくらい、あたしは頭をさする。それから、背中を向けた彼にはにかんだ。 後ろ向いてても、耳まで赤かったら意味ないですよ。 「ふふ、好きですよ。だーいすきです」 「うるさい。この時代の人間は口を開かなければ気が済まないのか」 「そういいながら、照れてるじゃないですか! あたしだって、その百万倍は恥ずかしかったんですからね! あ、そうだ、あなたも言ってくださいよっ。そうじゃないと不公平です!」 「嫌だね。僕は知らない。あんたの独り言に付き合っている暇はない」 「もうー!!」 繋いだ手は、すごく恥ずかしくて、ちょっぴり暖かかった。
https://w.atwiki.jp/himaitame/pages/466.html
暇だから女友達にイタメール その966 651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 19 49 28.95 ID gGTER0vnO やっていいか? 656 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 19 56 57.42 ID gGTER0vnO 【ニックネーム】 いつかの温もり 【年齢】 19 【性別】 押す 【性経験】 あり 【特徴】 恐怖 【タゲネーム】 プエル 【年齢】 23 【性別】 召す 【性経験】 あり 【特徴】 憂 【タゲトとの関係】 姉弟 【メールの方向性】 まかせた 【将来の関係】 まかせた 【相手に対する思い】 まかせた 【NG項目/詳細等】 まかせた 将軍様の帰国までガムバル 666 666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 19 59 19.24 ID 5b8Tq7fw0 ちょっと相談したいことあるんだけどいいかな・・・? 重い話なんだけど 668 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 00 29.95 ID gGTER0vnO 660送信 673 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 03 21.54 ID gGTER0vnO 666返事 何? 重い話とは? 685 685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 05 12.77 ID 5b8Tq7fw0 女を妊娠させちまった・・・ 689 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 07 12.78 ID gGTER0vnO 685送信 690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 09 59.06 ID pUbQiiba0 あっ報告あったんだね 自己解決 Wikiのトップに温もりのリンクないから判らなかった 691 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 10 12.70 ID gGTER0vnO 685返事 は? 本当に? 相手は? そんな事より腹減った 700 700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 11 51.27 ID 5b8Tq7fw0 いや、あくまでセフレだよ。 その女は俺の彼女だと思い込んでるみたいだけど 冗談じゃねぇよったく。産むとか言って聞かないし。 というわけでどういう風にすれば流産させられるかアドバイス頼む 704 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 14 42.80 ID gGTER0vnO 700送信 避妊くらいしろよ。 706 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 17 14.98 ID gGTER0vnO 700返信 今から行くから。 それだけは阻止汁! 718 718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 19 42.75 ID oVrZtRbF0 合わせる顔がないから止めてくれ。 どうしても来るって言うならフリスク2つとコンドーム1ダース買って来て。 720 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 21 52.96 ID gGTER0vnO 718送信 SEX……したいねぇ 724 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 27 58.23 ID gGTER0vnO 718 ふざけてる? 真面目にいためやってるお(#^ω^) 725 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 28 44.44 ID gGTER0vnO 740 740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 31 29.83 ID 5b8Tq7fw0 俺はマジメに悩んでるんだ。 とりあえずどうすれば流産させられるか教えてくれ どの程度の暴力がいい?罪にはなりたくないんだよね 743 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 33 06.26 ID gGTER0vnO 740送信 744 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 36 41.10 ID gGTER0vnO 740返信 死んだ方がいいよ。 今から行くから。 俺死ぬの? 755 755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 20 39 02.47 ID 5b8Tq7fw0 それよりも早く都合のいい流産のさせ方教えてくれYO 757 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 20 40 29.78 ID gGTER0vnO 755送信 ジョンイルは魔王を残していったか…… 902 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 22 20 54.43 ID gGTER0vnO ジョンイルの残した魔王のせいでヤバい事になってた俺が帰ってきた産業 907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 22 21 35.48 ID ahdVt6iF0 902 修羅場 報告 wktk 908 :ジョンイル ◆l1NHgjxOlk :2006/01/14(土) 22 21 40.01 ID YvJo3QiV0 902ま、俺は魔王生産工場ですから 917 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 22 24 35.83 ID gGTER0vnO 親に通報された 918 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 22 25 26.13 ID ahdVt6iF0 917 kwsk 919 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 22 25 28.11 ID YjuQ7vpE0 917 (,,゚Д゚) ガンガレ! 928 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 22 29 39.18 ID gGTER0vnO 親通報 ↓ 姉をからかってただけと弁明 ↓ 姉激怒 ↓ フォローメール ↓ デーモンktkr!!!! さすがに身内に妊娠ネタは危険だったな ジョンイル!姉を返せ!!! 安価下 953 :いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 22 36 05.85 ID gGTER0vnO 【ニックネーム】 いつかの温もり 【年齢】 19 【性別】 押す 【性経験】 蟻 【特徴】 脅威 【タゲネーム】 夢 【年齢】 23 【性別】 召す 【性経験】 ぶっちゃけありえな~い 【特徴】 兄煮 【タゲトとの関係】 兄妹 【メールの方向性】 憂さ晴らし 【将来の関係】 兄妹 【相手に対する思い】 かわいい妹 【NG項目/詳細等】 親通報系 リベンジしたいがOK? 956 :ジョンイル ◆l1NHgjxOlk :2006/01/14(土) 22 36 48.83 ID YvJo3QiV0 953 してもいいが俺並みの魔王が来ると思うぞ? 暇だから女友達にイタメール その967 10 名前:いつかの温もり ◇7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 22 48 34.38 ID oVrZtRbF0 【ニックネーム】 いつかの温もり 【年齢】 19 【性別】 押す 【性経験】 蟻 【特徴】 脅威 【タゲネーム】 夢 【年齢】 14 【性別】 召す 【性経験】 ぶっちゃけありえな~い 【特徴】 兄煮 【タゲトとの関係】 兄妹 【メールの方向性】 憂さ晴らし 【将来の関係】 兄妹 【相手に対する思い】 かわいい妹 【NG項目/詳細等】 親通報系 71 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 11 31.28 ID gGTER0vnO 妹に挨拶めぃる 75 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 12 57.71 ID NQTViHIr0 辻ちゃんってかわいいね! もう頭から離れないよ♪ 78 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 13 36.87 ID gGTER0vnO 75そうちん 92 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 18 39.22 ID gGTER0vnO 75 またそれ・ いったいどしたの・・ べつに~ 95 安価した 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 19 03.79 ID YvJo3QiV0 ところでデスメタルについてどう思う? 102 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 19 43.41 ID gGTER0vnO 再 110 安価した 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 19 59.49 ID ahdVt6iF0 102 なんでだよwwwwwwww 104 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 20 17.46 ID gGTER0vnO 近かったスマソ 106 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 21 38.17 ID gGTER0vnO ん? 95で大丈夫みたいだな 110と一緒に送る 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 22 58.43 ID h7nXGIQl0 あと、ロリコンの兄貴について・・・ど う お も う? 115 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 25 06.40 ID gGTER0vnO 95 110 まとめて送信 130 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 31 59.74 ID gGTER0vnO 返信 全く話が分からない・ 俺も正直わからんwwwwww メタルメタルってそんなに幸せの靴が欲しいのか? 150安価した 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 36 15.89 ID mJBUzcLo0 お前だって辻ちゃん並にイケてると 思うんだけどなぁ 154 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 38 58.95 ID gGTER0vnO 150送信 160 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 44 17.55 ID gGTER0vnO 150返信 鵺・(猫ハート) 最近妹はブラコンかなと思いはじめた。 170 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 48 03.92 ID YvJo3QiV0 BITCHってどういう意味か分かる? 175 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 49 40.35 ID gGTER0vnO 170送信 お前のことか? 178 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 53 46.72 ID gGTER0vnO 170 わかんない麌 知ってたら逆に引く 190 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 23 56 52.71 ID NQTViHIr0 女性に対して使う蔑称だよ。まあどうでもいいや 電話で「辻ちゃんです♪」ってやってくれないか? それでオナニーするから 197 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/14(土) 23 58 49.65 ID gGTER0vnO 190送信 198 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 01 53.88 ID kKarIgpKO 電話 200-203 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 03 13.85 ID KMxhRvWq0 「気をつけろ!!そこにはオオタニ地雷がセットされている。」 「何だっ!」 「チャフ装備のオオタニだ。レーダーが見えなくなる。ジェスチャーを使え!」 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 03 14.75 ID mMBEmnUy0 テレフォンセックル 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 03 15.78 ID MrIcl6SS0 オナニーの重要性について 熱く語る 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 03 16.59 ID nRJS1gEf0 我が名はシャドームーン、次期創世王だ 211 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 07 51.16 ID kKarIgpKO 電話取る 俺「我が名はシャ… 夢「馬鹿兄貴! ガチャリツーツー…… orz 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 09 02.20 ID jDDH33PM0 211 言われてみたいな バカ兄貴。 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 09 31.73 ID lG8j9jzP0 211 乙wwwwww 215 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 09 55.55 ID kKarIgpKO 反撃 225 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 10 10.44 ID UJ/vHGRP0 211 追撃電話よろしく 220 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 11 05.72 ID kKarIgpKO 奴は電話を取らん 安価下 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 12 06.27 ID KMxhRvWq0 リロードタイムがこんなにも息吹をッ! 俺のリロードはレボリューションだァーッ! 228 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 12 52.36 ID kKarIgpKO 225送信 230 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 16 22.73 ID kKarIgpKO 225 兄ちゃんどうしたの鹹・ なんかタイムスリップした気分だ。 245 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 18 56.06 ID mMBEmnUy0 いや、何も・・なぁ、兄ちゃんが死んだら悲しんでくれるか? 涙でてきちゃった・・ 249 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 21 11.38 ID kKarIgpKO 245送信 260 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 28 53.75 ID kKarIgpKO 245 兄ちゃんは核ミサイル受けても死なないよ麝 そんなわけあらへんがな(´・ω・`) 270 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 30 45.07 ID XrlLmytS0 姉に着信拒否され、妹に突き放され、俺は独りになった。 もうこんな世の中は要らない。さよなら。 今手首切ったから 273 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 32 50.79 ID kKarIgpKO 270送信 竹茶wktk 277 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/15(日) 00 38 53.66 ID kKarIgpKO 270 悪いのは兄ちゃんじゃん鸛 もう眠いからおやすみ・ 手首切ったなら明日救急車鶸呼んであげるからね麝 明日には冷たくなっとるがな(´・ω・`) というか終わりっぽい。 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/15(日) 00 40 03.56 ID lG8j9jzP0 277 乙 いつかの温もり8?
https://w.atwiki.jp/niconico_cookingtag/pages/337.html
■名前・シリーズ名:いつかのご飯 ■通称: ■投稿: 特徴、傾向など 主なジャンル: タイトルキーワード:【いつかの】 アイテム: 動画 【ニコニコ動画】料理up back
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/212.html
ちいさな草原の中を、ふたりの子犬が走っていました。 赤いかみの子はゆたか。 緑のかみの子はみなみ。 なかよしのふたりは、今おいかけっこにむちゅうなのです。 ゆたかはしっぽを元気にゆらして、みなみをおいかけていきます。 「まってよー、みなみちゃーん」 ゆたかはけんめいにみなみをおいかけます。 でも、みなみはとてもはやくて、ゆたかではおいつけません。 ゆたかの知りあいのお姉さんと同じぐらいはやいのです。 「………」 それでもがんばって、ゆたかはみなみにおいつこうとします。 少しずつ、ふたりの間がちぢまっていきます。 そのときです。みなみが石につまずいてよろけてしまったのです。 「み、みなみちゃん!?」 みなみはころんでしまいました。 あわてたゆたかはすぐにみなみにかけよります。 ですが、うつむいていたみなみがすぐに顔を上げたので、 「わっ」 こつん。 おでことおでこがぶつかって、小さな音が立ちました。 目をあけると、おたがいの顔がすぐ目のまえに見えます。 「ふふっ」 「……ふふ」 それからふたりは見つめあって、おかしそうに笑うのでした。 『いつでもいっしょ』 ゆたかとみなみは、ふたりでならんで空を見ていました。 空にはわたあめみたいな雲がながれていて、きもちのよい風が草むらをゆらしています。 「いい天気だね、みなみちゃん……」 「うん……」 お日さまの光はぽかぽかとしてあたたかく、ついうとうとしてしまいそうです。 ふたりがしあわせな時間をすごしていると、 「あれ?」 ゆたかが言いました。 「……どうしたの、ゆたか」 みなみが聞きかえします。 「なにか、聞こえる……」 あわてて、みなみも耳をすませました。 すると、どうしたことでしょう。 どこからか苦しそうな声が聞こえてくるではありませんか。 「ゆたか……」 「うん」 ふたりはうなずきあうと、声のする方へ走りだしました。 ■ ■ ■ 「ゆきちゃん、ゆきちゃん……」 「つかささぁん……」 そこにいたのは、ふたりの大人の犬でした。 ゆたかとみなみはふたりを知っていました。 「あのひと、わたし知ってる……たしか、こなたお姉ちゃんのお友だちだよ」 「わたしも知ってる……」 ゆたかとみなみはとおくの方から、ようすを見ています。 いったい何をしているのでしょう。 「ゆきちゃん、そこだめだよぉ……」 「つかささん、かわいいです……」 みゆきという女のひとが、つかさというひとのおっぱいをさわって、何かしています。 つかさの顔はトマトみたいにまっかで、みゆきはそれをからかっているようです。 「あのひと、いじめられてるのかな……」 「ちがうと思う……」 つかさは苦しそうに顔をこわばらせています。 ですが、ときどきよろこんでいるようにも見えるのです。 それはふしぎなこうけいでした。 何でこんなおかしなことをしているんだろう、とも思いました。 でも、おかしなことをしているふたりを見ていると、 ゆたかとみなみも何だか、おかしな気もちになってくるのでした。 (みなみちゃん……) (ゆたか……) ふたりはようすをのぞきながら、ときどきおたがいの顔や、手や、足や、 むなもとなどをちらちらと見てしまいます。 心ぞうがバクバクと音をならして、落ちついていられません。 ほっぺがあつくなって、ふたりとも、それがバレないだろうかと気が気ではないのです。 「……ゆたか、行こう。のぞき見はだめ」 「うん……」 ふたりはそこからはなれることにしました。 ほんとうは気になってしかたがないのですが、これいじょうここにいたら、 自分たちもおかしくなってしまうかも、とこわくなったからです。 みゆきとつかさの声は、まるでふたりをよび止めるかのように大きくなっていましたが、 やがて、だんだん小さくなって消えていきました。 ■ ■ ■ ふたりは元いた場所にもどってきていました。 風はあいかわらずよわく吹いていて、かわったようすは何もありません。 ですが、ふたりの心はおだやかではありませんでした。 声が聞こえなくても、すがたが見えなくても、心はさっきのこうけいをおぼえているのです。 「みなみちゃん、あそぼう」 「……うん」 ふたりはまたおいかけっこをはじめました。 気をまぎらわせて、心の中のもやもやを消そうとしたのです。 おもいきりあそべば、今のくもった心にもお日さまが顔を出してくれるにちがいありません。 こんどは、ゆたかがにげる役。 みなみが十かぞえる間に、ゆたかはかけ出していきました。 「……10」 かぞえおわり、みなみはかけ出します。 ゆたかはすぐに見つかりました。 ゆたかはみなみがおいかけてきたのを見て、ひっしににげます。 「!」 そのときです。さっきのみなみと同じように、ゆたかは石につまずいてしまったのです。 いきおいをつけていた分だけ止まれなかったみなみは、 そのままころんだゆたかに倒れ込んでしまいました。 「いたた……」 「ゆたか、大丈夫……?」 ゆたかは体がじょうぶでなく、少しけがしただけでもばいきんが体に入って、 びょうきになってしまうことがあるのです。 みなみはゆたかをしんぱいしながら、体をおこしました。 「あっ……」 ふたりはおどろきました。 なぜなら、ふたりの今のかっこうはさっき、つかさとみゆきがしていた 「おかしなこと」のときのかっこうとほとんど同じだったからです。 みなみがゆたかをくみしいたような形になっているのです。 「………」 ゆたかとみなみのしんぞうが、またドキドキとたかなります。 ねつを出したようにふたりの顔はまっかです。 「ゆたか……」 「みなみちゃん……さっきのこと、気になる?」 みなみはうつむいて、はずかしそうにしています。 「気持ちよさそうだったね……」 「………」 「……ちょっとだけ、やってみない?」 ゆたかはそう言って、みなみの右手を自分のおっぱいのうえにのせます。 みなみがおどろいている間に、ゆたかはその手でおっぱいをなではじめました。 「ゆ、ゆたか……」 「おねがい、みなみちゃん……して?」 ゆたかのかわいらしいおねがいに、みなみはがまんが出来なくなってしまいました。 ゆたかのかわいいおっぱいを、のせた手で少しもんでみます。 「きゃふぅ……ん!」 ぴこぴことゆたかのしっぽがゆれます。 さっきからあったおかしな気持ちは、このことだったのでしょうか。 ゆたかとこういうことをしたいという気持ちだったのでしょうか。 こんなことを自分たちのような子どもがしてはいけないような気がして、 みなみは不安でなりませんでした。 でも……、 「みなみちゃぁん、いいよぉ……もっとしてぇ」 ゆたかのしあわせそうな顔を見ると、そんなこともどうでもいいような気がしてくるのです。 ゆたかのはずかしがる顔をもっと見たい。 ゆたかのかわいい声が聞きたい。 まるで魔法にかかったみたいに、みなみはゆたかを求めます。 「ゆたか……っ」 みなみはゆたかにまたがって、ふたつの手でおっぱいをさわります。 うすいふくらみですがそこにはたしかにやわらかさがあって、 ゆたかはみなみが見たい反応をしっかりと返してくれます。 みなみは顔にこそ出しませんでしたが、その耳がぴくぴくしてこうふんを表していました。 「あっ、ふぅ……んっ……ん?」 気持ちよさそうにしていたゆたかが、おどろいたように目をぱちぱちさせます。 手をうごかして足の間にもっていき、ふくの下に入れました。 「ゆたか……?」 「何だろう、ぬれてる……」 そのまま少しいじっていると、あっ、とゆたかが声を上げました。 「こっちのほうが気持ちいい……」 「……私に任せて」 みなみは手をゆたかのふくの中に持っていき、その中をさぐります。 すると、ぬれているところがありました。 「ここ……?」 「……うん。おねがい、みなみちゃん」 みなみはコクリとうなずいて、そのあたりをやさしくなでていきます。 あつくぬれたそこはひくひくとうごいて、みなみの指にびんかんに反応します。 「ふっ、あ……んっ、あぁっ……!」 「ゆたか、だいじょうぶ……?」 「だいじょうぶ……。だから、もっとさわって……?」 ゆたかはうるんだ目でおねがいします。 みなみは指がうごかすたび、ゆたかはかわいらしくあえいで、 それがまた、みなみをこの「おかしなこと」にむちゅうにさせていきます。 みなみの指はいつの間にか、ゆたかの中の方へ入りんこんでいて、 ちゅぷちゅぷとえっちな音を立てながらゆたかを気持ちよくしていきます。 「あっ、あぁっ、いいっ、いいよう、みなみちゃん……。もっとぉ、もっとしてぇ……!」 みなみはどうしたらいいのか少しまよって、 それから指をふやすことを考えました。 お母さん指だけでなくて、お兄さん指も入れてみます。 「あふぅ……っ!」 「ゆたか、いい?」 「うんっ……いいよ、みなみちゃん。きて……」 じゅぽっ、じゅぽっ。 みなみの指がゆたかの中に出入りするたび、えっちな水があわ立ちます。 ゆたかもみなみも、その音にすっかり心をとかされてしまって、 もうこの「おかしなこと」のことしか考えられません。 「なんだかへんな感じ……」 「じゃあ、さいごになめあいっこしようよ」 「なめあいっこ……?」 「うん……。そうすればきっと、いっしょにきもちよくなれるよ」 ゆたかは体の向きをはんたいにして、みなみはゆたかにぴったりと体をくっつけます。 ふたりの目のまえには、ぬれたあそこがあって、お日さまの光をうけてキラキラ光っていました。 「みなみちゃんの、きれい……」 「ゆたかのだって……」 ふたりはなめあいっこをはじめました。 「んっ、ちゅ、ん、ちゅぱ……」 「ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ……」 ふたりのあそこはもう、えっちな水でだいこうずいになっていました。 なめてもなめてもあふれてきて、ふたりの顔をびちょびちょによごしていきます。 ですが、ふたりはそれを何とも思いません。 (だって、みなみちゃんのだから) (……だって、ゆたかのだから) えっちな水をミルクのようにのみくだすふたり。 ふたりの舌はやがて、われめの上の方、小さなでっぱりにたどり着いて、 そこをていねいになめはじめます。 「ひ、ふ、ひゃふぅっ……!」 「ん、ぁっ、あぁぁっ……!」 何か、とほうもないものが近づいてくるのをふたりは感じていました。 ひとりではこわくて、とてもうけとめられないもの。 でも、 (みなみちゃんといっしょなら……) (……ゆたかと、いっしょなら) ふたりはぎゅっとてをつなぎます。 「みなみちゃんっ、みなみちゃぁんっ……!」 「ゆたか……っ、ゆたかああぁっ……!」 広がっていくまっしろなせかい。 大きくさけんで、それからふたりのうごきはぷっつりととぎれました。 ■ ■ ■ それから、ながい時間がすぎて。 冷たくなった草むらの上でふたりがゆめからさめたときには、 辺りはすっかりまっくらになっていました。 「どうしよう、こなたお姉ちゃんにおこられちゃうよ……」 ゆたかは不安そうにまゆをひそめています。 「……いっしょにあやまりにいこう」 みなみが言いました。 そのことばにたよりがいを感じて、ゆたかは心をときめかせます。 せなかを向けたみなみに、ゆたかは言いました。 「みなみちゃん」 とつぜんなまえをよばれたので、みなみはびっくりしてゆたかの方を向きます。 ゆたかは笑って、こう言いました。 「また、しようね」 「……うん」 ───ちゅ。 ふたりのはじめてのチュウ。 お月さまとお星さまだけが、それを見ていました。 <おしまい> ※6月16日、コミックス3・4巻購入に伴い修正。 ゆたか→みなみの呼び方、「みなみちゃん」に変わってたのね…orz コメントフォーム 名前 コメント 可愛い話だね♪ -- 名無しさん (2013-04-26 00 49 27)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/2514.html
【登録タグ S VOCALOID えろあきP 初音ミク 曲 舞人】 作詞:舞人 作曲:えろあきP 編曲:えろあきP 唄:初音ミク PV絵:信原まさき 曲紹介 舞人・えろあきP・信原まさきの3人による、PVつきのコラボ作品。 歌詞 あなたの横にいる それがいつもの風景 その横顔を見ていると とても幸せになれたよ 悲しいときもつらいときもあったけれど いつだってあなたは その笑顔を向けてくれたよね そう わたしとあなたの大切な毎日だから この思い出を胸に いつまでもしまっていたい ねぇ 心と心がつながるのを感じてる きっとこの想いで わたしは笑顔になるんだ ぼくの心にある それはきみとの思い出 どんなときでも隣には きみがいつでもいてくれた 泣いてるきみや つらそうなきみは見たくない ぼくはどんなときもその笑顔を いつでも見たくて あぁ ぼくたちは いつでも二人で一人なんだね どの思い出を見ても 大切なものしかない そう どちらが欠けても 笑顔にはなれないのさ ぼくときみが揃って はじめて笑顔になるんだ だからわたしは あなたとの日々を守りたい だからぼくたちは 精一杯毎日を生きる なにげないことでも ぼくは大切にするよ わたしもそう誓うよ いつまでもあなたとともに どちらが欠けていても 笑顔にはなれないから ぼくはきみに伝える 「いつまでもずっと一緒に」 心と心は 今しっかりとつながってる 大切なあなたへと伝える 笑顔で「大好き」 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/himaitame/pages/464.html
暇だから女友達にイタメール その941 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 07 38.86 ID wQb/uQOQO いい過疎だ 勇者やろうかな? 119 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 11 55.89 ID wQb/uQOQO 【ニックネーム】 いつかの温もり 【年齢】19 【性別】男 【性経験】あり 【特徴】妹似 【タゲネーム】夢 【年齢】14 【性別】女の子 【性経験】ねーよwww 【特徴】兄似 【タゲトとの関係】兄妹 【メールの方向性】近親相姦はなし 【将来の関係】兄妹 【相手に対する思い】かわいい妹 いつものいつかの温もりです 休みに飽きてきた 刺激をください 130 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 12 38.56 ID 1LWd56b/0 また妹かw 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 12 51.49 ID X3M83o9f0 ぬくもりきたこれ 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 13 45.83 ID 1LWd56b/0 「萌え」って知ってる? 143 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 16 44.30 ID wQb/uQOQO 130送った 安価なら 130 150 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 22 23.58 ID wQb/uQOQO 130 萌~・(はーと) 意味はよくわからないけどかわいい麋(猫)とかいうことかな鹹・(猫?) 妹萌~・・・ねーよwwwwwwww 152 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 23 56.71 ID wQb/uQOQO 170 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 26 16.64 ID pvzNP2xp0 初めてですよ…この私をここまでコケにしたおバカさん達は… ゆ…ゆるさん… ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!!!!! じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!! 175 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 28 30.62 ID wQb/uQOQO 170 フリーザktkr 送る 176 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 34 52.15 ID wQb/uQOQO 170 クリリンのことかー齣・(!!#) オラ腹減ったぞ 12時になったら飯中断する 190 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 36 52.59 ID 1LWd56b/0 とにかく何が言いたかったかというとだな、 俺はお前に萌え萌えだということだ。 お前の人形もこっそり作成中なんだぜハァハァハァハァ 完成したらそれを抱きながら寝るぜ。ほっぺたすりすりしながら寝るぜ 195 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 38 40.03 ID wQb/uQOQO 190 そんなでかいの作れねーよwwwwwwww 送る 218 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 47 43.76 ID wQb/uQOQO 190 寂しいのかぁ鹹(猫) じゃあ今度本物が遊びにいって上げよう・・(走る男≡3) 何時行こうかなぁ鹹(猫) だが断る! 230 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 11 49 57.67 ID gJg6wclu0 そりゃ引っ越さなきゃな 235 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 51 45.91 ID wQb/uQOQO 230 イミワカラナスwwww 送る 258 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 11 59 41.59 ID wQb/uQOQO 230 なぜ逃げる~麌・(猫#) 夢のベッドに入り込んでだきついてたくせに麕・(猫拳) 夢、それは安価だったんだよ 俺はむしろね(ry 270 送って中断 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 12 01 28.55 ID 1LWd56b/0 寒いな。 アンタのメール、ひどく寒い。 275 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 12 03 46.25 ID wQb/uQOQO 270 送る ついでに着信拒否して飯食ってくる。 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 12 04 25.71 ID c4kGQxoq0 275 また来てねー 乙 354 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 12 50 52.88 ID wQb/uQOQO 空気悪いんで出直しますね 安価下 357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 12 52 33.21 ID X3M83o9f0 354 ああ、いかないで~~~~>< 586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 19 25.21 ID g9SQgUTs0 件名:突然ですが はじめまシテ。突然のメール失礼します。 君の兄の別人格、小手鳥巣経案と申します。 君の兄も私の存在を知リません。 彼がたまに記憶をなクシたり、突然不審な行動をとったりするのは私のせいです。 突然ですが、私の存在を君に知らセタくて勝手にメールを送らせて頂いテいます。 私はあ 590 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 22 27.70 ID wQb/uQOQO 586 送った 594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 24 16.24 ID g9SQgUTs0 590 ちなみにメールが途中で切れてるのは人格交代のせいだから。 618 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 37 51.43 ID wQb/uQOQO 返信来ない 追撃行っとく? 619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 39 34.41 ID CMIPra/e0 618 行け。 623 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 41 14.82 ID wQb/uQOQO 630 630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 42 44.89 ID xcBSF8340 男のオナニーはシコシコっていうけど女のオナニーってなんていうの? 632 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 44 04.30 ID wQb/uQOQO 630送信 なんって言うんだろ? 633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 44 46.60 ID c4kGQxoq0 632 チュプチュプじゃね 634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 14 45 00.86 ID CMIPra/e0 630 グチュグチュ。 652 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 56 53.81 ID wQb/uQOQO なんか楊枝でも入ったかね? 返信来ねーや。 車で名無しに戻る 654 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 14 59 36.17 ID wQb/uQOQO あ、重大なミスを犯してしまった。 717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 15 20 44.74 ID X3M83o9f0 713 そういえば、 654の重大なミスってなに? 719 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 15 22 00.37 ID wQb/uQOQO 717 着信拒否解除してなかった 720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 15 22 18.55 ID c4kGQxoq0 719 ひどすーーーーーーwwwwww 721 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/07(土) 15 23 16.70 ID X3M83o9f0 719 イタメの意味ナスwwwwwwwwwwwwwwwwwww 726 名前:いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY :2006/01/07(土) 15 26 57.22 ID wQb/uQOQO とりあえず睡眠時間だから寝る 暇だから女友達にイタメール その943 25 名前: いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY 2006/01/07(土) 23 00 20.92 ID wQb/uQOQO 【ニックネーム】いつかの温もり 【年齢】19 【性別】雄 【性経験】あり 【特徴】(「・ω・)「 【タゲネーム】プエ 【年齢】23 【性別】雌 【性経験】あり 【特徴】(*ノωノ) 【タゲトとの関係】姉弟 【メールの方向性】まかせた 【将来の関係】姉弟 【相手に対する思い】姉姉姉姉姉姉姉 45 29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/01/07(土) 23 01 09.94 ID g9SQgUTs0 25 スペまちがってない?wwwwwwwwwww 30 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/01/07(土) 23 01 19.96 ID n5NjooxL0 25 あの ですから 帰っていただけます? 40 名前: いつかの温もり ◆7AFiPoPSdY 2006/01/07(土) 23 03 06.98 ID wQb/uQOQO じゃあ帰る(´・ω・`) いつかの温もり6
https://w.atwiki.jp/parallelparadox/pages/101.html
「う、うそでしょ……ありえないわよ、なんなのよ、アイツ」 彼女――柊日向は震えていた。 このあたり一体を根城にしてアンダーグラウンドを仕切っていたチーム、“ブレイジングハーツ”の新人にして、“温度”概念を操る式神の六華――怪鳥シャンタクをモデルとした七色の鳥――を従える齢十七の少女である彼女は、目の前で行われている惨劇にただただ怯えて震え上がっていた。 日向のランクはC。周りの能力者より若干抜きん出はじめ、少し有頂天になっている時に友人に誘われ、こうしてブレイジングハーツに入ったばかりの、アンダーグラウンドの闇に触れてすら居ない素人中の素人。 そんな喧嘩慣れすらしてない精神的に幼い少女には、この光景は刺激が強すぎたのだろう。 センパイと呼ばれ、恐れられていたチーム一番の実力者が、その式神の身体を袈裟懸けに斬られることで多大な精神的ダメージを受け、倒れ臥す。 リーダーと呼ばれて慕われていたチームの中心が、“弾く”釘バットの心器ごと腕を切られ、鮮血を撒き散らし悲鳴を上げて転がりまわる。 そして自分をこのチームに誘い、その後も何度も何度もモーションをかけてきた少年が、“駆ける”靴の心器で動く前に男が手にした刀で袈裟懸けに斬られ、血は流さないものの何かを斬られたのか、白眼をむいてその場に倒れこんだ。 『すごいなぁ……あのお人、まったくの無傷で倒しとるやんか。思わず惚れそうになってまうわぁ』 「六華、あ、あんた何そんな余裕の言葉を……」 『せやかてあのお人、自分から斬られに向かっていく連中以外にはまったく手を出してないんよ。せやから、たぶんウチらはここでこうして震えとれば無事かなぁ、と。それに――――』 また一人、心器を手に挑みかかっていった少年が斬り飛ばされる。 『よぅく見取ったらわかるんやけど、あのお人、こっちが魄滅してまうほどのレベルでは心器や式神を破壊しとらへんねん。まぁ、運が悪かったりすると結構きわどい程度に斬られ取るみたいやけど……でも十分に手加減が聞く相手に対しては、式神らに対しては最小限度に。そんかわし肉体的には結構手ひどく斬っとるみたいやけどね』 「でも、本当に信じられないよ……。だってなんだかんだで、戦闘部隊はBランク程度はあったりするんだよ!? ブレイジングハーツって言えばこの近辺では最強のチームだったはずなのに……」 そんな風に話しながら二人で見ていると、後方で戦闘隊長――『爆発』現象の式神を持っているBプラスの青年が自分の相棒と共鳴同化しながら大技の準備を行っていた。 「燃える心をこの胸に 爆ぜる力を我が腕に 我らは無限の力を振るう」 聞こえてくるのは、祝詞。 日向がブレイジングハーツに入った当初に行われた近隣組織との抗争で一度だけ見せてもらったことのある、殲滅攻撃とも呼べる威力の技を放つ、前兆。 「倒すは眼前の憎き敵 屠るは眼前の硬き敵 潰すは眼前の速き敵」 過去に一撃入魂と呼ばれ、今は魂熾と呼ばれるその技法。 ブレイジングハーツが戦闘隊長、神楽宗治が放つそれは、チームの名前の由来となった超々小規模の超新星爆発(スーパー・ノヴァ)の圧縮弾丸である。 爆発という現象に関係する要因の一つとして上げられる圧力。その圧力を用い、周りにある人工物や空気中にある様々な元素を無理やり超高圧で圧縮し、着火。 本物のスーパーノヴァには程遠いものの、それを理想とした単純に人間百人程度は蒸発できる威力を有するそれ――――周りの被害など考えずにぶっ放す、大技。 「さぁ世界を焼き尽くせ 目の前の敵を焼き殺せ 今我が声に答えて出でよ太陽!」 本来ならば、一番最初の奇襲としてその威力と着弾の余波で完膚なきまでに相手の戦意を薙ぎ倒すためだけに使われるそれを、今たった一人の人間に放とうとしている。 「大空瞬く炎の星よ、我が腕より出て世界を焼け――――“ブレイジングハーツ”!!」 その瞬間。 凡そ一千万度を軽く超える熱量と爆発力を内包した弾丸が、神楽の腕から放たれ、そして―――――――― 「ぁ――――うそ、す、ごい」 『あのお人の心器……“断つ”とか“斬り裂く”とか“消す”なんかなぁ……そんな感じやよねぇ』 日向たちのチームと戦っている一人の男――土方護の持つ刀によって真っ二つに斬られて霧散した。 「井川。そろそろ、相手のデータは取れたか?」 『おう、ばっちりだぜ。奴さん、魄啓的な対策はしっかり取ってるみたいだが、この都市のいたるところに仕掛けられた監視カメラまでには手が回ってないみたいだな。顔がしっかり視れたおかげで、結構早く照会が済んだぜ』 馬鹿でかい熱量を持った攻撃をその効果ごと“断ち”斬り消滅させた後、あまりの出来事に唖然としてる神楽宗治の意識を断ちながら、護は遠く離れた場所で自分をサポートしている井川に連絡を取る。 土方護の心器能力――それは、“断つ”という刀の物質創造能力。 能力名は“無銘”。 それは名前としての無銘ではなく、真に名が無いという意味合いでの無銘。 名無しの心器。 それが、護の心器である。 心器の形状は抜き身の日本刀で、鞘の部分はエレメンツ・ネットワークが製作した特殊なものを使用している。相手の大技が来ると察したあたりで左手に持たれていたそれは三つに折れ曲がり、ズボンに取り付けておいたホルダーに収納されている。 能力はその言葉のまま。刀身に触れた物をありとあらゆる意味で“断つ”ことができる。 故に今は相手の攻撃の“熱量”を、“存在”を、“形”を、“能力”を断ち斬った。 その結果神楽宗治の放ったブレイイングハーツは真っ二つに斬られ、その存在を断たれて完全消滅。余波の熱量から何から全てを護の一撃によって断たれ、無効化されてしまったのである。 そしてそれは……そのまま、護の位階が最低でもAプラスであることを示している。 相手の魄啓力が込められた技にまで己の能力を適用するそれは、間接的な干渉能力ともいえる。 魂の力の絶対的ルールでもある“上位階能力者には干渉系の攻撃は通用しない”という法則に従って考えれば、魂熾により位階がひとつあがった威力となっているブレイジングハーツを魂魄励起無しに叩き斬った護の位階は、そのままAプラス以上ということになる。 「……で、敵は?」 『名前は不明。ただ、通称は“魔弾”と言うらしい。“弾丸”概念と“射撃”概念を有する銃の心器能力者で、暗殺方法は超々遠距離での射撃だ。どうやら、弾丸を選ばないらしい』 「魔弾というと……ウェーバーのオペラか」 自分たちの中でもっとも威力の高い攻撃力を持つ仲間が倒され騒然としているブレイジングハーツの面々を無視し、護は黙々と会話を続ける。 ドイツと言う国が生んだ天才作曲家、カール・マリア・フォン・ウェーバー。 彼の有名なモーツァルトの後を継ぎ、ドイツのオペラを大いに発展させた立役者である。 その彼の代表作ともいえるのが、1821年に初公演を迎えた『魔弾の射手』である。 あらすじを簡単に説明すると、悪魔との契約で七つの弾丸を手に入れた猟師の男が、その弾丸六つを用いて射撃大会に優勝すると言う話し。優勝後、大会を主催した領主の要望に答え、七つ目の弾丸――悪魔の思うがままに命中するという弾丸を用いてその要望に答えようとした男は、その射撃で最愛の女性を亡くしてしまうという話。 もっともそれは時代を経て、様々な要素が追加されるうちにできた内容であり、しかしそれが今現在最も一般的に浸透している内容とも言える。 実際は最後の弾丸は女性を貫かず、女性が見に帯びていた薔薇の花冠が護りとなり、男に弾丸製作を持ちかけた悪魔の信者が死ぬことになるのだが、それは余談。 ともかく、今此処で重要なのは―――― 『“弾丸”の概念でありとあらゆるものを弾丸にし、“射撃”の概念で正確無比な狙撃を行う。ただその弾丸は一種類一日に七発までしか作れないらしい。同じように、同じ種類の弾丸……これは既存のものを含めてだが、全部で六発しか狙撃には使わないらしい。最後の一発は日にちが変わると同時に消滅。今のところわかってるのは、それくらいだな』 「厄介だな。名前による能力の縛り……それも強迫観念に近い認識による縛りか。そんな能力があるなら、まず確実に近づいては来ないだろう」 『ああ。実際今も、最初の位置から動いていない。いつでもお前から逃げれる位置でお前のことを見張っている感じ……おそらく、今日は偵察だろうな。適当なクライムたちを雇って戦わせ、俺たちの戦力を見極める。まったく、嫌になるくらい計算づくの戦い方だよ』 「だが今はシエラが居ない。それが相手の計算違いだろうが……それが今回は救いか。実際問題、シエラを欠いた俺たちのチームでは遠距離攻撃の手段がない。相手が近づいてこないとなると、今回はこいつ等を適当に潰して後は逃げることになるか。後手に回るのはあまり好きじゃないが……それもシエラの復帰まで、だな」 『ま、シエラの能力がばれなかっただけでも善しとしなくちゃ。第一、お前さんの能力なら遠距離攻撃にも対処だけはできるだろ? もちろん、相手の位階によるが……準神話級の能力者であるお前に通用する攻撃を放てる奴のほうが珍しいしな。んじゃ、とりあえず残りを適当に――――っ、護! 魔弾が狙撃準備を始め――――』 パシュン 気の抜けた音を立て、先ほどの大出力攻撃を放った男の頭が吹っ飛んだ。 「……ぇ?」 『なっ……なんやの、一体』 唖然。 そう表現するしかない状況に、日向は追い込まれていた。 自分とつい十分くらい前まで仲良く話をしていた人たちが、次々に撃ち殺されていく。 ある者は弾丸を頭に受けて頭部を四散させ、赤い雨を倒れ臥した肉体の周りに降らせていく。 ある者は体に幾つもの穴を開けられ、そこから臓物などを零しながら倒れていく。 ある者は必死に抵抗しようと心器を構えるものの、その心器を完膚なきまでに撃ち壊され倒れていく。 地獄、地獄、地獄絵図。 つい先ほどまで笑いあっていた気の良い知り合いたちが、次々と飛来する凶弾によってその命を絶たれていく。 それは圧倒的な絶望。 今まで夜の暗さと人口的な光に映し出された灰色しか世界にはなかったのに、今はもう世界は赤く紅く朱い色彩にあふれ出していく。 「あ、ああ、ああああああ………」 『ちょ、日向! しっかりしぃ! 落ち着くんや! 目を閉じてしんこきゅ……ああ、駄目や。完全に錯乱し始めとる』 次は誰だろうか。 悲鳴が聞こえる。 怖い。 次は私? 嫌だ。 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ―――――――― 「……五月蝿い。錯乱しすぎだ」 「――――ぇ?」 ギィン あまりの恐怖にがちがちと歯を鳴らし恐怖の声を上げていた日向の前に、まるで奇跡のようにその男は現れた。 からん、と音がする。 そちらのほうを反射的に視ると、そこには真っ二つにされた五円硬貨が転がっており、またその一部が溶けている。 『あ、あんさん……うちらのこと、助けてくれたんか?』 「……結果的にそうなるな。少し黙っていろ。集中できん」 『集中……?』 ギィン、キン、ギン 連続して金属音が響き、それと同時に目の前で自分たちを庇うように立っている護の腕が振られていく。 『護さん、相手の狙撃の軌道は――――』 「問題ない。井川!」 『ああ、この場所におびき寄せられるまでの射撃で大体は解析できたし、それにさっきからじっくり奴さんの魄冥波動を解析できたからな。奴の魄啓力が込められた弾丸なら容易にトレースできる』 ギィン、ギン 飛んできた弾丸を斬ると同時、二つに断たれたその弾丸は勢いを失ったかのようにぽとりと地面に落ちる。 強化された聴覚が拾う複数の声に戸惑っていた日向の視線がそれに向く。 「螺子……?」 『螺子やねぇ……?』 そこに転がっているのは、完全に真っ二つに叩き斬られた螺子。 よく見れば、先ほどから弾かれ斬られた弾丸たちも全て螺子であり、その数は全部で十二に分かれている破片の数から考えると、六発。 今のほんの一瞬の間に六発もの弾丸を打ち込んできた姿無き狙撃主に戦慄しながらも、しかし日向はそれ以上にそんな恐ろしい弾丸を防ぎきった目の前の男にこそ恐怖と、そして憧憬を抱いていた。 「ちっ、埒が明かないな……井川、こいつ等の残りはどうなってる?」 『ん、ああ。お前がそこにいる奴の前に出た辺りから狙撃がお前に集中しだしたからな。動ける連中は蜘蛛の子を散らすように逃げていったぜ。後残ってるのは死体とお前の攻撃で動けなくなってる連中、そんでお前の後ろの奴だけだ』 「長距離攻撃ができないのがこんなにもどかしいとはな……。シエラのありがたさが身にしみる」 『後で伝えといてやるよ。見舞いの果物詰め合わせと一緒に』 「余計なことは――――と、今度は何だ?」 シュン、ヒゥン、と剣先が空気を切り裂く音が夜の空間に消えていく。 今度は何か? と視線を動かして護が斬ったであろう弾丸を日向と六華は探していく。 すると、ぴしゃんというような湿った音がして、二人の目の前に水滴が落ちてきた。 「……水?」 日向の呟きに反応したのか、護が怪訝そうな表情で振り返る。 「水、だと?」 『そ、そうやね。確かに今水が降って……雨かなぁ』 日向と六華の言葉にどこか納得した風に頷くと、護はまた誰にというわけでもなく口を動かしていく。 それまでの会話の中で、それがこの護と呼ばれている男と仲間の通信手段だということが日向にはわかってきていた。 「……ち、井川。弾丸が液体に変わったぞ。こいつは…………」 『ああ。サイレントスナイパーの面目躍如といったところか。ここらが潮時、だな……遥ちゃん? 準備はいいかい?』 『あ、はい。後、護さん……後ろの女の子も、一緒に“外して”――いえ、連れてきてください。でないとあのスナイパーに殺されてしまうので』 「――――わかった。おい、お前」 「ははは、はい!?」 息を潜めて護たちの様子を見守っていた日向は、突然自分に話を向けられたことで軽いパニックに陥る。 自分を守るため……事情はどうあれ自分を狙い、仲間達を撃ち殺していた凶弾から救ってくれた男性に声をかけられ、どう対応していいかわからなくなってしまったのである。 「今すぐ式神をしまえ。ただでさえ俺以外の人間を“あれ”につき合わせるときは負担が大きいんでな……少しでも余分な要素はないに越したことはない」 ヒゥン、ヒュン。 剣閃の軌跡を反射的に目で追ってしまいつつ、言われたことには素直にしたがって六華を消す。 パシャパシャと地面に水が落ちていくのをやはり不思議そうに思いつつ何がどうなっているのだろうかと考えていると―――― 「ひやぁ!?」 「変な声を上げるな。ただ抱えただけだろうが」 「お、女の子の身体片手で荷物みたいに抱き上げておいてその言い方は何よぉ!」 「両手が塞がっては大人しく死ぬだけなんでな――――遥、行くぞ。合わせろ」 『――――は、はい! では――――』 男の片腕に抱かれたまま、日向は二つの詩を聞く。 片方は男の詩――――改めて聞いてみると低い声が渋くかっこいい。そんな感想を抱く、世界に響く彼だけの詩。 片方は少女の声が紡ぐ詩――――その声は小さく聞き取り難いが、しかし澄んでいる綺麗な声だった。 「銘無き我が剣に誓を一つ。祖は悪を滅ぼす剣也 脆弱な我が身に誓を一つ。祖は悪意を弾く防壁也」 『この眼に写るのは枝葉の世界。未来に伸びる大樹の世界 誰もが知ってる果て無き世界。誰もが知らぬ未知なる世界』 そして、世界が――――壊される。 「……何? 消えた、だと? いや違う……そもそもあの場所にいなかった? いや、第一俺は誰を狙って……くそっ、馬鹿な、そんなはずは……だが、くっ、何かがおかしい……何だ、この何かを忘れているような、何かがなくなったような感覚はっ!」 男――“魔弾”は、陣取っていた屋上で驚愕と戸惑い、そして苛立ちの声を上げていた。 つい数瞬前まで己の射撃範囲に存在していたターゲットが、魂魄励起を行ったとたんにいなくなってしまったはず……なのである。 確信が、まるでない。 男が今夜活動をするということで網をはり、現れたところで遠距離からの射撃で自分が雇ったクライムたちがいる場所へと誘導。 ある程度男の実力を図った上で、隙あらば依頼を完遂し、手出しが難しいようだったら捨て駒のクライムたちを射殺してこの場を去り、次の襲撃の計画を練るつもりだった。 そして事実その計画は思っていた以上にスムーズに進み、現在の状況では射殺は難しいと判断し、順調にクライムを狙撃していたところからその予定が狂いだした。 ターゲットが、クライムの一人を庇って飛び出してきたのである。 多少驚きはしたものの、これ幸いと男に狙いを定めて弾丸にした螺子を打ち込み――――そして絶句させられる。 こちらの弾丸が、全て真っ二つに叩き斬られていったのである。 弾丸に篭めたこちらの魄啓力諸共に弾丸は断たれ、地面に落ちていく。 それは弾丸の種類を釘に変えても、石に変えても、ナイフに変えても同じこと。 最後に暗殺用の切り札でもある水の弾丸で狙撃を試みたが、結果は同じ。 こちらの“弾丸”概念で固定化してあった水の凶弾はいとも容易く斬られ、水に戻り地面に落ちた。 そして最初に狙っていたクライムを片腕で抱き上げると、唐突に魂魄励起を開始しだした。 水の弾丸を精製した七発のうち六発まで撃ち終えた直後だったため、次なる弾丸……空気の弾丸を作り狙撃しようとしていた直後だっただけに、撃つのは保留。 何が起こるか、わからないからだ。 今までの狙撃からターゲットの心器があの刀で、能力が“斬る”とか“打ち消す”などそれらに近い能力であることは見抜いていたのだが、しかしかといって遠距離攻撃ができないとは限らない。 いつでも動けるように構えを変え、男の一挙一動を見るためにスコープを覗き込む。 魂魄励起が終わったのか、凄まじい魄冥波動が“魔弾”の元まで届いてくる。その強さからもともとの位階が兵器級に近いかあるいは神話級に届くかもしれないことを悟り、唇を噛み締めた。 そして次に魔弾が見たのは、高速で己の周りに刀を走らせるターゲットの姿。 一瞬何かの攻撃か? と身構えたものの、しかしこちら側には何も起こらず――――代わりに、一瞬にして二人の姿が掻き消えていた。 それと同時、魔弾の感覚から何かが抜き取られていくような錯覚を得……何事かと周りを見回して安全を確認した後で再びスコープを除いてみると、今までたしかに確信していたはずのターゲットの情報などが少しあやふやになっている自分に気がついたのである。 今回の偵察で確かめたはずの情報が、妙に希薄で。 それが余計に、魔弾をいらつかせていた。 「ちっ……とりあえず、今日はこれで終わり、だな。ターゲットに逃げられたんじゃどうしようもない。残りをとっとと口封じして、アレを殺す算段を考えねぇと、な。いざとなれば一流どころと組んでの作業になるか……」 生成した折角の空気弾を無駄にしないために、それら六発と先に生成しておいた何種類かの弾丸で逃げて遅れていたりターゲットの攻撃で気絶していたり倒れているクライムたちを射殺し、魔弾は屋上から立ち去った。 自分の攻撃のことごとくを防いだ、刀使いのターゲットがいたはずの辺りを、憎々しげに睨みつけながら。